近所の蔦が色づくと毎年地区の文化祭がありました。

コロナ禍で全ての催し物が出来なくなって３年

小学校の音楽室が使えなくなり、

市の公民館で１ケ月に２回だけお部屋を借りることが出来るようになって

初めて、この公民館祭りに参加しました。

１時間の持ち時間で

私達の歌・指導者先生の歌・ピアニスト演奏と

盛りだくさんで、家族を初め友人達も沢山きてくださり、

７０席を１００席に増やして、目の前にお客様・・・

結構、顔なじみの前で歌う・・のも恥ずかしい～～

でも、皆練習の成果を力一杯出し切って歌いました。

なんといっても、先生方の演奏が楽しみ・・と。

オペラ専門の指導者先生の歌。

声質はバリトンなのですが、発表する曲は

テノールの曲目が多く歌われるそうで

（私はバリトンの声が好きです。

昔昔はパット・ブーンが好きでした）

曲目はオーソレミオ・カルメン・闘牛士の歌

それぞれの曲目紹介も面白く

良く理解しながら聞けました。

会場に力強い歌声が響き、ブラボー！！と拍手

後で、友人達がこんな凄い先生に習っているって幸せね～～と。

次が私達の美しいピアニスト先生の「アラベスク」

「ドビッシーさんはいままでの和音の流れ・ルールを

無視した和音の使い方をして、それが美しいですので

それを感じて聴いて下さると嬉しいです・・」と。

後で、コーラス先輩が窓の外を眺めながら

聞いていましたら心地良いバックミュージックのようで

心安らぎました・・と。

私は、先生に「大人ピアノでゆっくり弾いているので

夫が聞いて、本当はこういう曲だったのか・・と驚くかも・・」と

お話していましたら、

先生、[今回はゆっくりテンポで弾いて欲しいの要求がありまして

ゆっくり弾いて見ます・・]と。

会場の小ささに合わせて皆様が寛げる演奏をして下さった。

先生の温かい配慮が成功しました。

曲目が進んで、最後の曲「リフレイン」

この曲の歌詞は

繰り返し咲く蕾　　繰り返し実る枝

来る年も　来る年も　その度に懐かしい

先生「今日も明日もくるけれど今が大事なんだ、今を大切に・・」とお話されて

[皆様にお配りしているチラシの裏側を御覧下さい・・]

私達、なにが起こるのかと・・・

先生「団員募集の欄がありますが

今、コーラスを聴いて下さって一緒に歌ってみたいな～と思われた方

決断は今！です。今の決断を大切に・・」で大笑い！

そして、今を大切に・・と心を込めて歌いました。

会場の方々と一体になれて、喜び一杯の演奏が出来ました。

久し振りの舞台が済んで「打ち上げ」でのお食事では

お化粧もマスクではげてしまってはいましたが

（私が一番恐れていた、マスク外し・・座席カードを引いて

開けると、指導者の真ん前！ア～折角のマスク若作りが～～）

でも、以前の演奏後の達成感を取り戻せて、

これはこれで楽しかったです。

来年はマスクを外して歌えますように～～