プチ・ハッピ~☆*: .。. この一音は血の滴.。.:*☆
ドラモンディー(花を愛でるより)
水彩画で少しづつ外へ暈かしていったような・・・
花茎が長くて、密が沢山溜まっている??
コーラスでは楽しく歌う派と美しく歌う派・・に分かれます。
私達は指導の先生によって、どちらも経験しました。
音大の現役先生の時は、和音1つにも
細心の注意を払い・・皆必死で音程を揃えて‥保って・・
大きな声より、響きを重要視・・・。
沢山の行事・舞台に出る為に、沢山の曲を歌う・・は
とにかく、言葉がお客様に良く伝わるように、
ハッキリ、元気に、楽しそうな顔で・・
これも、歌を楽しむ・・で楽しい・・・。
以前、アカペラを専門に歌う団に所属していた時は
和音の美しさ・・とともに、
楽譜に忠実に・・でした。
「作曲家の書いた音符は血の滴・・
心血を注いで一音、一音書いています。
無意識に、音符の長さを変えたり、休符を無くしてしまったり
反対に入れてしまったり、勝手にスラーを変えたり・・
作曲家に対して、失礼でしょう!」と
良く、言われました。
どうしても、楽しさを追うと、作曲家の苦心を
推し量る・・が抜けてしまいますね。
(本当の楽しみは、美しく歌えた時・・と声が入りそうですが)
前回のレッスンでは、この一音が作曲者の心を
著わしていますから、綺麗に効果的に歌って下さい、の
注文が入りました。
楽譜は、作曲者の手を離れたら、もう、手にした者の自由ですが、
この一音の大切さの分かる歌い手になって下さい・・と。
ウ~~ン、これってあらゆる物事にも通じますね・・。
物の溢れた現代に生きて、製品化された物を
当たり前に遣い、消費して・・・。
快適ならそれでいい・・と(それでいいのでしょうけれど・・)
どこか、何かが麻痺してしまっている・・
前回のレッスンですっかり忘れていた
大切な事を思い起こすきっかけになりました。
幾つになっても、アンテナを鈍らせていては駄目ですね。
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