プチ・ハッピ~☆*: .。. 静かな節分に・・.。.:*☆
ギンモクセイに似たヒイラギの花
ほんのり香りが・・・。
娘が2歳の時に東京から転勤で大阪勤務となり
初めての節分の日。
商店街にお買い物に行くと、海苔巻き沢山並んで・・・
「恵方巻きだよ~、」と賑やかな売り声。
初めて聞く「恵方巻き・・」
節分に、恵方巻きを食べるのを初めてしりました。
小さい頃は、節分を迎える為に、父は前日から、ヒイラギの小枝を
何本も作って、先を尖らせて、用意します。
節分の日、学校から帰ると、
祖母や母達は鰯を焼く、それを兄たちは、鰯の頭をヒイラギの枝に突き刺す。
私は、七輪にフライパンを乗せて、大豆をカラカラと煎る役目。
祖母から、なま焼けの豆を撒くと、縁起の悪いことが起きるから
しっか煎りなさいよ!と喧しく言われて、
目を凝らしてカラカラと頑張る!
(生の豆から、悪い事が芽吹かないようにだった・・・)
柊鰯を門口・台所・洗面所・各部屋に釘で打ち付けて、
煎った豆を一升枡に入れて父の帰りを待ちます。
父はそれを、神棚にお供えして、私達も後ろに控え・・・
なんやら、モゴモゴと唱えて、神棚から降ろして
この年の年男が豆を撒きます。
全ての部屋に撒き終わって、お食事となります。
そして、炬燵に集まって、自分の年だけ豆を食べます。
小学6年生の時、豆撒きの様子を作文に書きましたら
担任の先生が皆の前で読んでくれました。
(先生、年男(としおとこ)を「としお」と読んで、違うよ、としおとこだよ・・と
こっそり、思った・・未だに思い出すって私もしつこいな~)
子供達が小学生の頃はあっちの家から、こっちの家から
「鬼は外、福は内」の声が聞こえてきて
息子、早く家でもやらないと・・と焦る
娘、早く撒いて早く窓閉めないとよその鬼が入ってくる~~と
最近はどこからも聞こえてこない・・静かだ。
今日の散歩でお豆さんを煎る良い匂いがするかな~と
歩き廻って5285歩
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