125-otohimeのブログ

音楽大好き・自然大好き・暮らし方のチョットした工夫あれこれ等等

プチ・ハッピ~☆*: .。. 静かな節分に・・.。.:*☆

ギンモクセイに似たヒイラギの花

ほんのり香りが・・・。


娘が2歳の時に東京から転勤で大阪勤務となり

初めての節分の日。

商店街にお買い物に行くと、海苔巻き沢山並んで・・・

「恵方巻きだよ~、」と賑やかな売り声。


初めて聞く「恵方巻き・・」

節分に、恵方巻きを食べるのを初めてしりました。


小さい頃は、節分を迎える為に、父は前日から、ヒイラギの小枝を

何本も作って、先を尖らせて、用意します。

節分の日、学校から帰ると、

祖母や母達は鰯を焼く、それを兄たちは、鰯の頭をヒイラギの枝に突き刺す。

私は、七輪にフライパンを乗せて、大豆をカラカラと煎る役目。

祖母から、なま焼けの豆を撒くと、縁起の悪いことが起きるから

しっか煎りなさいよ!と喧しく言われて、

目を凝らしてカラカラと頑張る!

(生の豆から、悪い事が芽吹かないようにだった・・・)

柊鰯を門口・台所・洗面所・各部屋に釘で打ち付けて、

煎った豆を一升枡に入れて父の帰りを待ちます。

父はそれを、神棚にお供えして、私達も後ろに控え・・・

なんやら、モゴモゴと唱えて、神棚から降ろして

この年の年男が豆を撒きます。

全ての部屋に撒き終わって、お食事となります。

そして、炬燵に集まって、自分の年だけ豆を食べます。


小学6年生の時、豆撒きの様子を作文に書きましたら

担任の先生が皆の前で読んでくれました。

(先生、年男(としおとこ)を「としお」と読んで、違うよ、としおとこだよ・・と

こっそり、思った・・未だに思い出すって私もしつこいな~)


子供達が小学生の頃はあっちの家から、こっちの家から

「鬼は外、福は内」の声が聞こえてきて

息子、早く家でもやらないと・・と焦る

娘、早く撒いて早く窓閉めないとよその鬼が入ってくる~~と

最近はどこからも聞こえてこない・・静かだ。


今日の散歩でお豆さんを煎る良い匂いがするかな~と

歩き廻って5285歩