125-otohimeのブログ

音楽大好き・自然大好き・暮らし方のチョットした工夫あれこれ等等

プチ・ハッピー💖 バラの花・ピースの思い出

ピース


朝のBSテレビ途中からでしたが、

「創られた美・バラのささやき」の再放送で

万葉の時代から、儚気に咲く「のいばら」とか

次々に園芸品種としての長い道のりから青いバラまでのバラ物語。


そのなかで、戦争にも大切に隠され育てられたバラがあった。

まだ、品種改良での番号が付けられたままのバラを

戦争を生き延びたバラとして「ピース」と名付けられた。


ワ~~これか~~と驚きました。


私が中学1年生の時、母の言いつけで

入院している祖母に洗濯物を届けに行く途中で

花屋さんのお店の前にこの植木鉢のバラがありました。

極々薄いクリーム色で縁がピンクの花びらが可愛くて

一目惚れのこのバラを祖母のお見舞いに買いました。


祖母は、綺麗で香りもいいね~と喜んでくれたのですが

付き添っていた母は顔色を変えて

「病人に植木鉢の物をもってくるとは、寝付く、と言って

昔からそんなことする人いない!」と酷く叱られた。


「解らないでしたことなのだから良いんだよ」と

いつも私の躾に厳しい祖母がいつになく優しく言ってくれた。


家に持ち帰って、泣く泣く庭に植えました。

バラは成長し花を沢山付けました。

祖母は退院しても寝たきりになって・・・・。


美しいバラは「ピース」だったのです。