プチ・ハッピー💖 バラの花・ピースの思い出
ピース
朝のBSテレビ途中からでしたが、
「創られた美・バラのささやき」の再放送で
万葉の時代から、儚気に咲く「のいばら」とか
次々に園芸品種としての長い道のりから青いバラまでのバラ物語。
そのなかで、戦争にも大切に隠され育てられたバラがあった。
まだ、品種改良での番号が付けられたままのバラを
戦争を生き延びたバラとして「ピース」と名付けられた。
ワ~~これか~~と驚きました。
私が中学1年生の時、母の言いつけで
入院している祖母に洗濯物を届けに行く途中で
花屋さんのお店の前にこの植木鉢のバラがありました。
極々薄いクリーム色で縁がピンクの花びらが可愛くて
一目惚れのこのバラを祖母のお見舞いに買いました。
祖母は、綺麗で香りもいいね~と喜んでくれたのですが
付き添っていた母は顔色を変えて
「病人に植木鉢の物をもってくるとは、寝付く、と言って
昔からそんなことする人いない!」と酷く叱られた。
「解らないでしたことなのだから良いんだよ」と
いつも私の躾に厳しい祖母がいつになく優しく言ってくれた。
家に持ち帰って、泣く泣く庭に植えました。
バラは成長し花を沢山付けました。
祖母は退院しても寝たきりになって・・・・。
美しいバラは「ピース」だったのです。
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