プチ・ハッピー☆*: .。. .。.:*☆金子みすゞさん
ヒメカイドウ
我が家の前の遊歩道を南へ
何処までも何処までも歩いていくと
阪急電車が見えてきます。
その手前の川沿いに秋の陽に照らされた可愛い実を発見!
林檎の実の底・・が平になっていて、珍しい~~
小さい頃、庭の姫リンゴの木に登り小さなリンゴを良く食べて・・・
母に「女ターザン」と呼ばれるほど木登りが上手でした。
金子みすゞさんを知ったのは、何十年前になるでしょう~~
朝日新聞の「天声人語」に載ったのが切っ掛けだったかな?
あちこちで作品などの紹介をする催しがあり
仙崎での生い立ちや悲しみ極まる一生などに涙しました。
みすゞさんの詩は深い魂の所まで届きます。
そして、う~ん・・・と胸打たれます。
女声合唱組曲でも取り上げられて、
「大漁」「私と小鳥と鈴と」「こだまでしょうか」「明るい方へ」
「星とたんぽぽ」「木」まだまだ沢山歌いましたね。
其の中で「木」も好きでした。
お花がちって 実がうれて、
その実が落ちて 葉が落ちて、
それから芽が出て 花が咲く。
そうして何べん まわったら、
この木はご用が すむかしら。
まだ、元気があった若い頃は、
洗濯して干して畳んでタンスに入れて・・
ご飯作って食器を洗ってかたづけて・・
そうして何度も繰り返す・・・
私のご用はいつすむかしら‥等とこっそり思っていました。
この年になって、やっと、日常の繰り返しが嬉しい・・と
思えるようになった!(遅い!と突っ込みが入りますね・・)
この詩は単純な描写のようですが
生物の最高に進化した姿を歌っているように思えてなりません。
宇宙の運行に逆らわずに、淡々と生を全うする植物。
深い悲しみ、苦悩をお持ちであろう方のブログから、
「いつもと変わらない生活をしたいから」と
それらに静かに立ち向かい、日常に戻る・・・。
自分を失っていない素晴らしい生き方だな~と感動しました。
そっと声援を送らせて頂きます(応援していますよ~)
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