125-otohimeのブログ

音楽大好き・自然大好き・暮らし方のチョットした工夫あれこれ等等

プチ・ハッピー 💖 鶴亀鶴亀

いつもの遊歩道のピラカンサ


子供の頃、夕ご飯が終わると皆でかたづけて

ラジオのある部屋に一同が集まって

ラジオに耳を傾ける者、将棋をする者、宿題、

塗り絵(私)、漫画読み・・思い思いの時間をすごしていました。


そして、私は祖母や母達の苦労話、戦争の話し

世間で起きたこと‥等等を聞くのが大好きでした。


祖母の実家は貧乏武士にお金を貸すほどの家で、

官軍に攻められて色々持っていかれた・・と

00小町と言われて育った祖母、

結婚相手は今の外国語大の前身出の秀才

幅広く商売で儲けて、贅沢な家を建て

子供の健康の為にと、人力車で朝の海岸に潮風を当てに行ったり

アイスクリームが珍しい時代に家族総出で食べに行ったり・・

強欲な義兄の目からどう隠したのか

総ビーズのバッグ・総刺繍の絹の幅広リボン、

裏地のステキな羽織やら、絞りの着物など

そっと見せて貰っていました。


祖母はそんな時代の話しをするときは決まって

「こんなに贅沢をしていてはいつか罰があたる・・と思っていたら

やはり、その通りになった・・」と言っていました。


悪い予感は直ぐに止めて、膨らませない・・と聞きます。

悪い予感通りになっても嬉しくない。


悪い思いが出たら、お呪いの言葉を用意しておいて、

直ぐに、その言葉を言って思いを膨らませない。

なんか、不吉な言葉をいってしまったら、

昔は「鶴亀鶴亀」とお目出度い言葉で止めていましたよね。


中村天風先生は

「人間は何事も考えた通りになる。

自分の自分に与えた暗示の通りになる」と言っています。


祖母の心配性を思い出す度に、

心配、畏れ、不吉、等は直ぐに止めよう・・と思うのです。

これって、結構難し~~勝手に頭はいつの間にか

思いを膨らませている・・・。

気が付いたら直ぐに良い言葉でお呪い!頑張るぞー